macOSでPythonをインストールしてバージョンを使い分ける方法
前提条件
homebrewがインストールされていること
インストールされていなければリンク先を参照してインストールする
手順の概略
- pyenvをインストールする
- zshの準備(2024年1月現在、macOS Sonomaのデフォルトシェルはzsh)
- 必要なバージョンのPythonをインストールする
手順詳細
- 手順1
brew install pyenvupdate, upgradeは適宜行う。
- 手順2
vim等で.zshrcの編集。以下を追加する。#pyenv export PYENV_ROOT="$HOME/.pyenv" export PATH="$PYENV_ROOT/bin:$PATH" eval "$(pyenv init --path)" eval "$(pyenv init -)"変更を有効にする。
source .zshrc間違いがなければエラーも何も出力されないはず。
- 手順3
現在、インストール可能なものを調べる。バージョンは適宜読みかえる。pyenv install --list |grep "3.11"リストで出てきたものをインストールする。バージョンは適宜読みかえる。
pyenv install 3.11.7インストールされたものを選択する。
pyenv global 3.11.7確認する。
pyenv versions正しくインストール、選択されていれば、3.11.7の前にアスタリスク(*)がついているはず。
まとめに変えて
2024年1月現在、PyTorchもTensorFlowもPython 3.11上で動作する。機械学習を扱う場合、Python 3.11を使うのが妥当と思われる。プロジェクトの必要に応じて切り替えて使うことになるだろう。