Windows10にHaskellをインストールする
ここではWindows 10上のUbuntuなどではなく、直接インストールする方法について記す。
準備=Chocolateyのインストール
Windowsでもパッケージマネージャーが利用できるようになっている。その一つがChocolateyだ。
https://chocolatey.org/にて公開されている。
これをインストールするための要件は
Windows 7+/Windows server 2003+
PowerShell v2+
.NET Framework 4+
と言うことだからWindows 10を普通に設定していれば自動的に満たされているはず。
個人の場合と組織の場合でインストールする方法が違うなどあるので実際の作業は本家のページhttps://chocolatey.org/installを参照しながらやること。
個人の場合、管理者モードで立ち上げたPowerShellでこちらのページに記載されているコマンドをコピーペーストしてENTERキーを押すだけ。
Haskellのインストール
上のインストールが完了したら本体のインストールである。それはhttps://www.haskell.org/platform/windows.htmlに記載されている。
特に難しいことはないのですんなりとインストールできるはずである。
最初にインストールするなら上のChocolateyが入っていればこちらのページにあるコマンドを実行すれば良い。
一つだけ注意点があり、それは管理者モードのままでコマンドを実行する必要があると言うことだ。(そうするように促される)
インストール時にmsys2が入らないというエラーが出る(ことがある?)
Haskellのインストールには特に関係なさそうなので放置しておいても良さそうである。実際、ghc, ghciともに動作するようである。
Stackのインストール
Windowsの場合、本家(https://www.haskell.org/platform/windows.html)に書いてあるやり方ではStackが入らない。
Stackのインストールはその解説ページ(https://docs.haskellstack.org/en/stable/README/)にあるインストーラーの利用が必要となる。
GUIのインストーラーでこれを使ってインストールした後でPowerShellを起動すると使えるようになっている。
ちなみに最近学習に用いているGetting Programming with Haskell, by Will Kurt, Manning 2018.は本家サイトの書籍一覧の中でも一番新しい本のようである。
より特化した話題の書籍がPackt PublishingやAPressから出ているので両社のページにアクセスして物色してみる価値はあると思う。