macOSのterminalでGitHubを使うには
React NativeではNativeの開発と比べてterminalでの作業が相対的に増える。gitの操作もNativeではXcodeやAndroid StudioとSourcetreeなどのGUIで行うケースが殆どだが、React Nativeではそうは行かない。ソースコードはそれらのIDEにはないのである。
いきおい、gitをterminalで扱うことになる。これは初心者にはちょっと不親切だ。
macOSには最初からgitやsshがインストールされているので導入ハードルは低い。しかしGitHubとの間でpublicキーをシェアしなくてはいけないのでそのやり方をメモしておく。
Catalinaの場合、次のようなものが入っている。
% git --version
git version 2.24.2 (Apple Git-127)
% ssh -V
OpenSSH_8.1p1, LibreSSL 2.7.3
iOSやmacOS開発をGitHub利用で既に行っている人の場合、XcodeはGitHubとpublicキーをシェアしているはず。
同じ事をterminalでもやらなくてはいけない。
gitの設定
terminalで以下のような設定を行う。
% git config --global user.name GitHubに登録してあるユーザー名
% git config --global user.email GitHubに登録してあるemail
macOSでssh-keyを作る
XcodeのキーはXcodeでのみ使われるようになっているので、もしまだ生成していなけれあらたにキーを作成しなくてはいけない。
% ssh-keygen -t rsa -b 4096 -C 'GitHubに登録してあるemail'
生成されたpublicキーをGitHubに登録する
デフォルトのままのディレクトリなら~/.ssh/id_rsa.pubに出来ているはずなので
% cat ~/.ssh/id_rsa.pub
ssh-rsaで始まって最後が設定したメールアドレスとなるキー
をコピーする。
GitHubページの右上にあるアイコンをクリックして出てくるメニューからsettingsを選び開いたページの左側にある、SSH and GPG keysを選択。
右上にある緑色のNew SSH keyボタンを押して先ほどコピーしておいたキーを追加する。
動作確認
ssh接続できるか確認。正常に接続できたら以下のようになるはず。
% ssh -T git@github.com
Hi 登録してあるユーザー名! You've successfully authenticated, but GitHub does not provide shell access.
これでgitコマンドを利用してGitHub上のリポジトリを操作できるようになる。