Android開発が大きく変わる?Googleからの二つのフレームワーク:Android Jetpack, Google Flutter

投稿者: | 2019年5月24日

Android開発が大きく変わる:Android Jetpack, Google Flutter

日本でも5G時代がまもなく始まる。そうなると大量のデータをやり取りするアプリが増えるのは必定。安定的にそういったアプリを動作させるにはこれまでのAndroidフレームワークでは厳しいと考えたとしても不思議はない。

Android Jetpack

そういう事情を見据えたのかGoogleはAndroid JectPackというライブラリコレクションを導入した。この導入によって様々なタイプのアプリ作成が統一的にできるようになり、開発、メンテナンスコストが低減されるだろう。

Google Flutter

一方でちょっと毛色が違う、iOSまで視野を広げた半試験的プロジェクトGoogle FlutterをGoogle本格的に起動した。

半試験的と書いたのは少し触ってみた感触で必ずしもAndroidとiOSが「対称」になっていないからで、開発者がこれ一本で勝負すると言うのはまだ厳しいと感じたからである。

「UIを中心」という触れ込みになったのはその辺りの事情があるのかも知れない。

結論

新規開発プロジェクトではこれらに対応させる必要があるだろう。製品系列では対応させないにしても対応を視野に入れて開発を進める。

前者はレガシィ対応もJetpackからのもので対応させることになったので、早めに対応し、問題点も早く見出した方が良いだろう。

後者ではいろいろと試行錯誤が必要なので最新情報の入手に遺漏がないよう気をつけなくてはいけない。Flutterフレームワークそのものもどんどん更新されているのである。

これから夏に向けてAndroid開発が大きく変わっていくのは間違いない。

コメントを残す