Metalプログラミング等について

投稿者: | 2019年5月23日

Metalプログラミングについて

プロジェクトを動かす前に確認しておくべき事をメモしておく。

要件

  • macOS: 現行Metal 2が発表されたのがHigh Sierraと同じだったのでHigh Sierraの MacProで「このMacについて」からシステムレポートを表示、左ペインの「ハードウェア」内で「グラフィック/ディスプレイ」を選択すると中ほどに
    Metal: 対応、機能セットmacOS GPUFamily1 v3
    とある。ちなみにグラボはGTX系。Mojaveでは最後、GPUFamily1 v4とでる。

  • iOS: A7系以後のチップ。つまりiPhone 6以降か5s(!)の実機が必要
    これを繋がずにビルドしようとしても「Use of undeclared type CAMetalLayer」のエラーがでてビルドできない。

座標系

Direct3Dとおなじ左手系でy座標が上向きを指す。OpenGL系とは違うので要注意。

最近のCore、Kit系の動向

Applle側から課せられている要件に関しては

  • Core ML: macOS High Sierra以降のXcode9.2以降で開発可。iOS 11.0以降、Simulatorでも実機動作OK。
  • ARKit: こちらはCore MLより動作要件が厳しくA9チップ以降のデバイスが必須。つまり6や5s、Simulatorが外れて6s,6s plus, SE以降となる。デバイスのOS要件が11.0以降なので、動作確認用のデバイスのOSで動作するオブジェクトを生成できることが開発側マシン、Xcodeの要件になるだろう。

デバイス毎の詳細な要件一覧が開発者向けページ(要開発者ID)にある。自分のデバイスが対応しているかまず確認してから始めなくてはいけない。

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