Androidアプリをビルドする際に必要となるAPIバージョンの調査法

投稿者: | 2019年4月1日

Androidをビルドする際のAPIバージョンを確認する

APIバージョンとはgradleのスクリプト内で

com.android.abc:28.0.0

のようにxx.y.zの形で指定するバージョンのことである。これが整合しないとビルドが通らないことが多い。

あといつも忘れるAPIバージョンとAndroidバージョンの対応は以下の通り。Android Studioによると15以降で100%らしいので14から先を書く。

14 Android 4.0, Android 4.0.1, Android 4.0.2 Ice Cream Sandwich
15 Android 4.0.3 Ice Cream Sandwich MR1
16 Android 4.1, Android 4.1.1 Jelly Bean
17 Android 4.2, Android 4.2.2 Jelly Bean MR1
18 Android 4.3 Jelly Bean MR2
19 Android 4.4 KitKat
21 Android 5.0 Lollipop
22 Android 5.1 Lollipop
23 Android 6.0 Marshmallow
24 Android 7.0 Nougat
26 Android 8.0 Oreo
27 Android 9.0 Pie
28 Android Q

Google API

最新版のRelease Notesは

GoogleのページRelease Notesにあるのでリリースビルドする際には確認して最新版を導入すること。

ただし古いプロジェクトを解析目的で利用する場合は改変を少しずつやらないと収拾が付かなくなる。

一つあげてクリーン、ビルド。動作するようなら次を上げる、といった地道な作業が欠かせない。

いつものことだが、目標を明確にする事が不可欠。リリースが目標でなければアップデート最小限度に留める方が良いケースがすくなくない。

Android SDKのAPI

  • Support-library

DeveloperのページにRecent Support Library Revisionsがあって、そこで得られる。

もっと古いものは同じページにアーカイブへのリンクがあるのでそちらを参照する。

  • Constraint Layout

新しく追加されたconstraint-layout関係についてはAndroid Studio 3.xの

Preference(Settings)-> Appearancs & Behavior -> System Settings -> Android SDKで出てくる画面でSDK Toolsペインを選択、下の方にあるShow Package Detailsをチャックすると画面の下の方に

Support Repositoryと言うものがあり、その中でconstraint-layout関連の二つが選択できる。

リリース情報はAndroid Studioの開発者ページにあるので最終的にはそこで確認することになるだろう。

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