ファイル管理を共通化したい:PowerShell Core

投稿者: | 2019年2月2日

Windows, Linux, Mac間でのファイル管理を共通化:PowerShell Core

これらのプラットフォームで開発をしていると、それぞれのローカルファイルに差が出てくるのは避けられない。

バックアップジョブをそれぞれの得意なコマンドでやるというのが良いのだろうが、それではジョブ作成、更新に3倍時間が掛かる事もありうる。

そこでこの手のスケジュールジョブを統一的に扱えないかを考えていたら、PowerShell Coreというものに当たった。

Windowsでは便利に使っていたPowerShellだったがmacOS, Linuxでも利用できるCoreの機能として提供されているのを知ったのはつい最近だった。

そこでPowerShell Coreの導入法をMacとLinuxについて記しておこうと思った。実際にスクリプトを作るのはちょっと先になりそうなので・・・。

macOS

Homebrewが入っている前提でターミナル上で以下のコマンドを実行。

brew update
brew cask install poershell

動作確認

ターミナル上でpwshというコマンドを実行すると以下のように表示されるはず。

pwsh 
PowerShell 6.1.2
Copyright (c) Microsoft Corporation. All rights reserved.

https://aka.ms/pscore6-docs
Type 'help' to get help.

左端に
PS /usr/username>
と表示されていれば動作している。止めるときはControl-D

Linux

Ubuntu 18.04

Ubuntuにはcurlが既定では入っていないので入れる。

sudo apt install curl
  1. MicrosoftのリポジトリからGPG keyを取得
wget -q
https://packages.microsoft.com/config/ubuntu/18.04/packages-microsoft-prod.deb

ちなみに16.04の場合はこのURLで18を16にすればよい。

  1. GPG keyを登録
sudo dpkg -i packages-microsoft-prod.deb
  1. パッケージリストのアップデート
sudo apt update
  1. Install

安定版のインストール

sudo apt install -y powershell

プレビュー版を入れるにはpowershell-previewとする。

動作確認はmacOSと同じなので略す。

CentOS7

  1. Microsoftのリポジトリを登録する
curl https://packages.microsoft.com/config/rhel/7/prod.repo |
sudo tee /etc/yum.repos.d/microsoft.repo
  1. yumでインストールする。
sudo yum install -y powershell

動作確認はmacOSと同じなので略す。

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