Flutterを始めよう
Part 1: flutter doctorのハマりどころ
昨今のエンジニア不足が原因なのかFlutterでモバイル開発を行おうとする企業が増えているようだ。
以前、一度取り組んだことがあり、当時は採用を見送った経緯がある。今ではドキュメント類も充実してきたし、Dartもだいぶ使いやすくなったようだ。久しぶりに取り組んでみて意外に難しい点もあったのでメモを残しておくことにした。
新規にプロジェクトを作るにはコマンドラインから入るのが今も昔も共通だろう。またiOS, Androidの両方に対応するのが目的であることが殆どだから開発機材はMacだろう。
久しぶりにflutter doctorを実施して以下の2点がすぐには分からなかった。
ハマりどころ1: Android Studio Electric EelでBundled SDKが見つからない
Unable to find bundled Java version on Flutter
手順は以下の通り
- ターミナルを起動し、cd と入力しておく
- これは起動しているAndroid Studioを右クリック、コンテキストメニューのオプションからFinderで表示を選択
- 次にAndrod Studioのアイコンを右クリックしてパッケージの内容を表示、Contentsフォルダをドラッグしターミナルに移動、enterするとそのディレクトリに移動できる
- ln -s ./jbr jreを入力してenter
以上である。
ハマりどころ2:Command-Line Tools がインストールされていない
これはAndroid Studioからインストールする
手順は以下の通り
- メニューのAndroid StudioからSettingsを選ぶ
- 開いたダイアログの右ペインからAppearance and Behavior以下にあるSystem Settingsを選択
- 下に出てくるAndroid SDKを選択する
- 左ペインの3つのタブの中からSDK Toolsを選択
- Android SKD Commandーline Tools (latest)を選択、下のApplyを選んでインストールする
- flutter doctorを実施するとエラーが表示されない
まとめ
これでFlutterを始められる。少し調べたところ、情報は充実してきたがそれだけに複雑になってきた感じがする。しばらくいくつかFlutter周りで気づいたことをメモしていくつもりだ。