AndroidのKotlinでDateTimeを扱う方法:その2
以前はKotlinにDateTimeがなかったので、Javaのライブラリを使っていた。
Kotlinも1.5になって古いJava SE 1.6のしがらみから離れ、Java SE 1.8に対応することになった。一方でJavaの方でもバグが多いと言われていた古いDateTimeとは別のAPI、java.timeができた。
詳細はOracleの記事Java SE 8 Date and Timeやjava.timeを参照のこと。
話をKotlinに戻すとKotlin/kotlinx-datetimeというライブラリが標準ライブラリ1.5.0以降に含まれることになった。Kotlin 1.5は先日リリースされたばかりである。Android Studio 4.2以降での新標準だ。
ドキュメントをよく読んでみると、このKotlin拡張は基本的にjava.timeのサブセットのようである。Javaの方にはjava.time.format.DateTimeFormatterがあって多彩なフォーマットに対応している。
まとめ
簡単な日付、時間だけでよければKotlinのライブラリを使ってもよいが、複雑なことをやる必要があるならJavaの方を使った方がよさそう。