Intel MacBook ProのBoot Camp + Parallels で最大3つのOSの開発環境を同時利用できる

投稿者: | 2021年5月14日

Boot Camp + Parallels でWindows 10とAppleの開発環境を同時に動かす

MacBook ProのSSDは大容量だと高価だが、さすがに2台のMacBook Proや1台ずつのMacBook Pro、Windows 10ノートパソコンを用意するよりは安い。

Intel Macなら2TBのSSDを用意して、半分をmacOS、もう半分をWindows 10のBoot Campに回せば両方の開発環境を用意できる。

さらにParalles DesktopをmacOSにインストールしてやると同時に二つの環境が動かせる。普通にBoot Campを運用すると排他的運用になってしまうのとは異なる。

クロスプラットフォーム開発が増えている昨今、一つの選択肢として十分考慮に値する。境界を跨いでのコピーペーストもできる。

ただしメインメモリも32GB以上用意した方が良いだろうし、インテル系ならCore i7以上のコア数が多いCPUを用意した方が良い。

この場合、ネットワーク構成はブリッジを選べばMacBook Proで見えるエンティティ(サーバーなど)が同じように見える。他にWindowsマシンがLAN内で稼働していれば共有ドライブにそれらのWindowsマシンのドライブを割り振ることもできる。

16 inch MacBook Pro (2019)、macOS Big Sur 11.3で確認済みだ。ただしe-GPUを繋いでいるとき、何らかの理由でWindows上のドライバーを更新したくなったら通常のBoot Campで起動しないとParallelsではドライバーのインストールができない。そこには気をつける必要がある。

その気になればLinuxも!

Hyper-Vを有効にすればこのWindows 10上でLinuxの実行も可能だ。もっともLinux環境だけならVirtual Boxと言う手もあるのでHyper-Vで実行するほどのこともないだろう。これは「できますよ」というものに過ぎない。

もちろんWLSもインストールできてデフォルトではUbuntu 20.04 LTSが入る。ストアでダウンロードしただけではインストールできず、Windows自体の変更も必要になるのであまりお勧めできない。詳しくは本家のページを参照のこと。

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