Mobile 開発者がチェックしておくべきWeb Sites
まず、AppleやGoogleのサイト、各フレームワークの元サイト。これをチェックする必要はある。
ただ情報の羅列に過ぎなかったり、自分のやりたいことがどこに載っているのか探すだけで大変、と言うことも少なくない。
そこで書籍の出番になる。
新たな情報が書籍として販売される場所。
この世界、OSに始まり、フレームワークまでどんどん新しくなっていく。それらをマスターしてプロダクトに乗っけるためには十分な情報が必要である。
そういった情報を得る手段として雑多なWebサイトに頼っていてはなかなか欲しい情報が揃わず、プロジェクトが進まないと言うことになってしまう。
やはりまとまった情報源として今でも有力なのが書籍だ。媒体は電子もあるが、私は紙の方が好きだ。
すでに日本語で開発関連のまとまった情報が得られるところは絶滅しているのかもしれない。
モバイルに限らず開発関連の書籍を提示、販売しているサイトを挙げておく。
1。オライリーの学習サイト。
さまざまなジャンルのサンプルプロジェクトにアクセスできる。電子版の書籍も年額払いで見放題。
https://learning.oreilly.com/home/
2。マニングパブリッシングのサイト
ここは主に電子、紙書籍の販売サイトだが、LiveProjectといってハンズオンで完成させるプロジェクトもある。
特徴的なのがMEAPと言う完成途上の書籍を販売し、批評を受けながら完成度の高い書籍にすると言う仕組みだ。
データサイエンスや機械学習に優れた書籍が多い。一方、iOSやAndroid向の書籍は少ない。
ただしFunctionalといった言語の新しい枠組みには積極的に取り組んでいるようである。
3。Packt Publishing
Swift5.3の詳細からDevOpsのJIRA 8などに至るまで開発関連書籍がかなりスピーディに発表されているのがこのサイト。会員になっていればオオライリーと同様に電子版が読める。またPDFやEPUBが5ドルで買えるスペシャルサブスクリプションもあるし、時々それらPDFなどが5ドルで買えるセールをやっている。
ここは紙媒体も販売していて送料無料なので時間が許せばAmazonなどよりかなり安く紙の書籍が入手可能だ。
またビデオレクチャーも充実しており、会員は見放題、ダウンロード購入で5ドルと言う物が多い。
UdemyにもPackt Publishingのレクチャーが提供されているが、こっちの会員ならPackt Publishingのサイトで見た方が当然お得だ。
4。Apress
ここは手広く開発関連の書籍が網羅されているが、ビギナー向け、プロ向けと明示してある物が多い。年会費を払っていれば電子書籍がダウンロードし放題。かなりお得なサイト。
5。Raywenderlich
ここはプロのアンドロイド、iOS開発者なら必ずチェックすべきサイトだろう。書籍も売っているが、さまざまなショートコースが充実。
会員になればそれらのリソースにアクセスできる。
https://www.raywenderlich.com/whats-new
6。commonsware
ここはAndroid専門のサイト。知らないと恥ずかしいBusy Coder’s Guide to Android Developmentと言う1000ページを超える開発関連書籍を出版している。
現在は第二世代と称してJetPackなど新たなフレームワークの解説書を中心にアップしている。一年20ドルのサブスクリプションで全書籍の電子版が取得できる。
Android開発を仕事とする人なら必読と呼べる書籍が多い。