PyCharm Professional for Anaconda で Jupyter Notebook を扱う方法
今更ながら AI 関連の開発を行うことになったので 使い慣れているPyCharm で Jupyter Notebook を扱おうと思った。
Jet Brains のサブスクリプションを購読していれば別途購入しなくても下記サイトで取得すれば使える。
https://www.jetbrains.com/pycharm/promo/anaconda/
通常の PyCharm では Anaconda プラグインが入れられないので別途取得する必要がある。また
https://www.jetbrains.com/help/pycharm/jupyter-notebook-support.html
によると Jupyter Notebook のサポートは Professional 版だけのようである。
どのような仕組みなのかは不明だが、PyCharm Professional をライセンス認証してあれば PyCharm Professional for Anaconda をダウンロードして実行する際に改めてライセンス認証を求められない。
手順
- 新規プロジェクトを作成する
- 仮想環境を追加する
左側でPure Pythonを選択するとプロジェクト名と新規Conda環境が設定できる。仮想環境はデフォルトでcondaだがVirtualenv, Pipenvが選択できる。またPythonのインタープリタも入っているだけ(Anacondaが知っている分だけ)選択できる。
- 仮想環境に Jupyter Package をインストール
Preferences(WindowsやLinuxならSettings)のProjectの下にあるProject Interpreterを選択、右ペインの下の方にある+を押す。
開いたダイアログの上の方にある入力ボックスにJupyterと入力すると関連のものが多数出てくるのでJupyterを選択する。
左下のインストールボタンを押して、戻ってくると盛大に関連ファイルがインストールされている。
- 既に Notebook ファイル(.ipynb)があるならそれを Finder(macOS) なり Explore(Windows) でプロジェクトのルートディレクトリにコピーする。
これだけのことでPyCharm側では何もしなくて良い。勝手にプロジェクトのメンバーとして認識してくれて先ほど入れたJupyter Packageを利用できるようになる。
- 新規作成するなら適宜名前をつけて作成する。
以上、PyCharm Professional for AnacondaでJupyter Notebookを使う方法でした。