HaskellをWindows Subsystem for Linuxに設定する

投稿者: | 2019年6月15日

HsakellをWindows 10のWindows Subsystem for Linuxに設定する

純粋な関数型プログラミング言語であるHaskellのテスト環境が欲しくて例のWindows Subsystem for Linuxを利用してインストール。

Linux Distributionのインストール

Microsoft Storeで必要なDistributionをダウンロードする。

Ubuntu/Debian系なら、まずはお約束のapt update, apt upgradeを済ませてからHaskellのインストールを行う。

Haskellのインストール

初心者が色々やってみたいという私のようなパターンなら総合的にインストールできる
Haskell Platformがいいだろう。

$ sudo apt-get install haskell-platform

を実行すればいい。

簡単な確認

インストールされているかどうかをみるためにコンソール上で動くインタープリターghciを動かしてみる。

$ ghci --version
The Glorious Glasgow Haskell Compilation System, version 8.0.2

$ ghci -e 5*4
20

$ ghci
GHCi, version 8.0.2: http://www.haskell.org/ghc/  :? for help
Prelude> 1/2 + 3/4
1.25
Prelude> :quit
Leaving GHCi.

ちゃんと動いているようである。IntelliJ IDEAはXを設定すれば使えるはずである。動いてしまえばあとは別の記事に書いたとおりにやればいいと思う。Windows 10でFドライブのetcフォルダならこちらでは/mny/f/etcになることには注意する必要はありそうだ。またWindows 10にもXserverをいれるなどちょっとメンドウ。

最新版

GHCなどツール類の最新版を入れたい事がある。

CHCについてはこちらに変更履歴が記載されている。6月15日現在8.6.5

Cabalについてはこちらの左上に最新版のバージョン番号が記載されている。6月15日現在2.4.1.0

Stackについてはこちらの左ペインの中にChangelogがある。6月15日現在2.1.1

現実的なソリューションとしてパッケージマネージャ類を使う

Ubuntuならhvr’s PPA、これはapt-getのリポジトリを増やすもの。

DebeanならHaskell.org APT repository

LinuxではないがWindowsならChocolatey、macOSならhaskell.futurice.comといったところだ。

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