Rustプログラミング言語を始める(特にWindowsで)
WebAssemblyをやりたくなったので直接コンパイルできるRustプログラミング言語に注目した。
本家のページにあるドキュメントThe Rust Programming Languageはインストールから言語の詳細まで書かれていて基本を学ぶのに最適だ。もちろん、具体的なアプリケーションを作るとなるとこれだけでは足りないだろうとも思った。
本稿はWindowsを中心に書いたが、それはWindowsでの開発がやややりにくいと思えたからだ。LinuxやmacOSが実行できる機材を持っていたらそちらでやった方が速いのではないかと思える。
学習目的ならそれでもいいが、Microsoft Edgeが走るのはWindowsだけなので、開発者としては実行環境を用意せざるを得ないのであった。
インストール
LinuxやmacOSの場合、The Rust Programming Languageに記載されているコマンドをどんどん入れていけば良いので簡単。
Windowsの場合、前掲書にはインストールページを参照せよと書いてあるだけなので、実際に手順を追ってみることにした。
そのページにWindows(10 pro 64 bit)で行くとインストーラを提示されるのでダウンロードして実行する。
次のようなコマンドプロンプトが表示される。rust-docsのインストールに時間が掛かった。
数分待つとインストールが完了した旨表示されるので指示通りEnterキーを押すとコマンドプロンプトは消える。
このWindowsにはVisual Studio 2017がインストールしてありC/C++のビルドができるようになっていたが、そうでない場合には>rustup update
と入力すると下のように表示される。 せっかく強力なIDEのVisual Studioを入れて単にビルドツールとしてのみ使うというのもアレなので、Visual StudioにRustのExtensionを導入し、Visual StudioでRustプログラムをしようと考えた。 Extensionは2つあった。 このマシンに入っているのが2017なので1.Rustの方を入れる。ダウンロードボタンを押してダウンロードが完了すると処理を訊かれるので実行を選択するとVSXインストーラーが立ち上がってインストールしてくれる。 ただこのExtensionではProjectを作るのではなくて、Rustのコマンドラインツールを使って作ったフォルダ内のファイルを操作するようである。 このExtensionを使ってのRust開発についてはまた別の項目に書く予定。多分、macOSで少しサンプルを実行できるようになってから、それを移植(移行?)する形で書くことになりそう。Visual StudioにRustのExtensionを入れる
2017以降用である。
Marketplaceで入手する。
2013,2015用である。
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