このブログにつきまして

古くからこの世界を見てきたフリーコンサル、エンジニアのブログ

ブログの内容

新規案件を立ち上げるとき、まずプロトタイプを作り、動作確認しながらプロジェクトを進行させないといけません。特にアジャイル開発ではそうです。

最近はモバイルデバイスを対象とした案件が多く、いわゆる「Hello World!」的な言語学習をやってから、というのでは間に合わなくなっています。言語を学ぶにしても使えるライブラリは開発対象によって限定されるので、実機上で学ぶことが不可欠です。またサンプルの段階で全体の設計を反映させておかないと、あとで変更するのはかなり厄介です。

本ブログは、自分自身がMobile(AndroidとiOS)やサーバサイドのプロジェクトをスクラッチで作成する際に必要になった事柄をメモとして残したものです。

自分が興味を持ったものを中心にやっていますが、最近は実機での動作検証が簡単にできるモバイルデバイスに関するものが多いですね。それに少子高齢化を見越して国際化対応にも興味を持っています。

Raspberry Piなど各種ガジェットも購入して遊んでいますので、何か記事を書くこともあると思います。

また、情報ソースはフレームワーク等の本家サイトやPackt Publishing、Apressなどの洋書がほとんどです。最近は日本語で最先端の情報が発信されることが少なくなってきましたから。

自己紹介

ITとの出会いは8ビットパソコンを手に入れてBASICやアセンブラで遊んだ頃に遡ります。ASCIIやI/O、プロセッサといった硬派な雑誌が幅をきかせていた時代です。

結局、情報通信とは違うハードサイエンスの学科に進んだのですが、何故か数学の魅力にとりつかれ、集合論など(自分の学科ではない)数学科の単位を多数取得して大学院に進みました。その大学院では計算機そのものではなく、現象を定式化し、その解析に計算機を利用する専攻を選びました。

大学院の研究室では自分が最初の後期課程学生だったので解析プログラムはバックグラウンドも含めてすべて独学でした。幸い、ベクトル機も超並列機も無料で使えたので、そういった機材向けの最先端のプログラム技術も身につけることができました。

学会等で発表される実験データと原著論文(当然、英語)しか参考にするものがない状況で、解析プロジェクトを立案、1人で完成させる力を身につけたと言えるでしょう。(博士の学位を頂きました。)

卒業後は各種数値解析プロジェクトや、Linux(Unix)、Windowsのシステム開発、特殊なデバイスの制御、解析プログラム、i-mode(!)以後のモバイル開発など多岐にわたって参加しました。

自然とC/C++, FORTRAN, C#, Java, JavaScript, Objective-C, Python, KotlinやSwiftなどのプログラミング言語も憶えました。現在はFunctionalプログラミング全般(Haskell, Java, Kotlin, Swift, R他)を学んでいます。来たるべき5Gに備えReactiveプログラミングをちゃんと理解するためです。

現在はフリーのコンサルタント、エンジニアとして幅広いバックグラウンドを活かしています。

温故知新の由来

なぜITのブログに「温故知新」を掲げるかというと、オブジェクト指向などと言った比較的モダンな話も、実は昔のASCIIなどで熱く議論されていたということと、もう一つは最新の技術も過去に学んだ基礎的な知識を学び直すことで理解が深まるということに気付いたことに由来します。